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ちゅーちゅー(ねずみ)による音楽情報ブログ。歌詞やライブだけでなくMVの世界観やストーリーにも注目するブログです。

【本考察】普通の人間の生き方とは?”夫のちんぽが入らない”

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こんにちは、ちゅーちゅーです。

 

皆さん、衝動買いしたことありますか?

僕は何回かあります。

その一つはこの小説「夫のちんぽが入らない」です。

今回は小説「夫のちんぽが入らない」について考察していきます。

 

1.「夫のちんぽが入らない」の概要

ひとりの女性の静かな叫びが、多くの心を貫いた――衝撃の感動作。同じアパートに暮らす先輩と交際を始めた“私”。だが初めて交わろうとした夜、衝撃が走る。彼の性器が全く入らないのだ。その後も「入らない」一方で、二人は精神的な結びつきを強め、夫婦に。いつか入るという切なる願いの行方は――。「普通」という呪いに苦しんだ女性の、いじらしいほど正直な愛と性の物語。

※Amazonの商品説明より

物語は内容は上記の通りです。 夫のちんぽが入らないという事実が発覚してから二人の生活が徐々に崩れていく話です。

 

 

2.普通という呪縛

2-1.本当は普通の生活を送りたかった主人公

以下ネタバレが多く含まれています。

 

 こだまさん(主人公)は、平凡な人生を送りたかったと思います。それは、ところどころでステレオタイプな人間が数多く登場するからです。

例えば、結婚しているのに子供がいないのはおかしいということや付き合っているのに夜の営みをしていないことはおかしい等

しかし他人と違った人生を選ばずおえなく、お互い(主人公と夫)どんどん壊れていきました。

お互い心のつながりを求めていたのでしょう。

このどうしようもない問題を解決しようするだけでは辛いため考えた策は、お互い(夫婦)問題ないふりをすることでした。

しかし、それが皮肉にも余計に心を壊していったと思います。

お互いに内緒で(お互い知っていたけど知らないふりをしていた)夫は風俗、妻は出会い系で気を紛らわして問題ないことにしようとしていました。

お互い問題ないふりをしていたところは悲しく感じました。

 

2-2.自分を責めてばかりの主人公

また自分のせいではないのに、自分を責めてばかりの主人公に対しても悲しくなりました。

それは両親との関係があるということが書かれていました。

となると、主人公が子供を持ちたいと思っていないのは、夫のちんぽが入らないからとは別の理由な気がしてきました。

恐らく、子供を育てる自信がないのでしょう。

自分の子供にまで迷惑をかけたくないと思っているのでしょう。

 

2-3.好き嫌いがはっきりと分かれる話

また、この本のレビューは好き嫌いはっきり分かれていたけど

白黒はっきりつけたがる人や「普通」や「常識」を押し付けてくる人はあまりこの本を好んでいないという印象を受けました。

この話は「普通」の人はおかしいという場面が数多く出るからです。夫と体の関係を持てないから、夫がいながら不特定多数の人と体の関係を持つ。夫のちんぽが入らないのにそのことを「恥ずかしい」という理由で聞かないで現実から逃げている為です。

普通だったら努力しろとか現実と戦えというようなことを言いたくなるでしょう。

こだまさん(主人公)は結婚したら子供を持つのが普通などの意見を言ってくる世間に対して「普通じゃなくて何が悪い」というメッセージが込められていると感じた。

 

3.まとめ

この小説に対してあまり共感出来る部分は少なかったが、自分が思う「普通」を押しつけてくるのはおかしいという点は個人的にかなり共感出来た。

当事者しか分からない葛藤や悩みを部外者が否定して自分の考えを無理に押しつけるにはどうかと思った。

自分とは違う考えも否定せずに受け入れていきたいという考えが強まった一冊だった。

 

 

 

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