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ちゅーちゅー(ねずみ)による音楽を中心とした雑記ブログ。歌詞やライブだけでなくMVの世界観やストーリーにも注目します。

【歌詞考察】欅坂46サイレントマジョリティー 汚い大人に支配されてるアイドルが歌う皮肉な曲

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 サイレントマジョリティーは2016年4月6日に発売された欅坂46の記念すべきレビューシングルです。

 この曲は一言で言うと汚い大人になりたくない若者の主張だと感じました。

ちなみに最近テレビ東京のアナウンサーの森香澄さんがカバーした動画をYoutubeにあげたことで話題になっています。

さっそく歌詞を考察していきます。

www.youtube.com

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1.大人に支配されないで自分らしく生きたい

サイレントマジョリティーとは、声高に自分の政治的意見を唱えることをしない一般大衆です。政策に対し一部に反対意見があっても、意思表示をしない大多数は肯定していると解釈すること。

この曲では、政治を大人に例え、大人に縛られないで自分らしく生きるようにメッセージが込められています。

君は君らしく生きて行く自由があるんだ
大人たちに支配されるな
初めから そうあきらめてしまったら
僕らは何のために生まれたのか?

※サイレントマジョリティー の歌詞より 作詞:秋元康

君は君らしく生きて行く自由があるんだというメッセージで始まる。

若者に限らず大人になった私も上の人にまるで鎖につながれたかのように、自分を持たずついていくことが多い。

それはやはり傷つきたくないからだ。

ただ周りの人に合わせた方が楽だし、傷つくこともない。

 

最近の若者は野心がないと言われている。昔はとにかく偉くなって給料を上げたいとう考えやブランド志向がかなり強かったらしい。

でも今は一生平社員のままでいいという人も増え、ブランド志向も昔よりはない。

そうなったのは果たして若者のせいだろうか。私は違うと考える。

大人の人が下の人の個性をなくし、ただ言われたことを守るようにして、失敗しないように教育したせいだろう。

話はそれたが、そのような傷つきたくないという考えから自分を無くした人たちに対して君は君らしく生きて行く自由があるんだというメッセージを与えています。

 

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2.周りに合わせた方が楽

自分らしく生きることが大切だと歌っていますが周りに合わせた方が傷つかずに生きることが出来ます。

どこかの国の大統領が
言っていた(曲解して)
声を上げない者たちは
賛成していると…

※サイレントマジョリティー の歌詞より 作詞:秋元康

この歌詞はサイレントマジョリティーの言葉の由来に関します。政策に対し一部に反対意見があっても、意思表示をしない大多数は肯定しているということから由来しています。

果たしてそうでしょうか。私は違うと思います。

声をあげなくても反対の意見を持っている人はいます。

しかし周りに反対されて傷つきたくないから声をあげる勇気を持てない。

この場面は同じ欅坂46の楽曲でありました。それは「黒い羊」です。

”反対が僕だけならいっそ無視すればいいんだ”というフレーズがあります。自分が反対の意見を出して周りから非難されて傷つきたくないのです。そこから反対の意見を持っていても自分を押し殺して無視をする考えが出ています。

 

誰かの後
ついて行けば
傷つかないけど
その群れが
総意だと
ひとまとめにされる

※サイレントマジョリティー の歌詞より 作詞:秋元康

誰かについていけば傷つくことはないです。しかし、それでいいのでしょうか!?

誰かについていくとその他多数にまとめられます。つまりこの曲でいう肯定の意見を持つ人間だと認識されます。

こうやって自分の意見を周りに合わせ続けることによって自分がなくなってしまいます。

自分らしく生きると時には孤独になったり傷つくこともありますが、そうやって傷つきながら人は成長するものです。

だから歌詞の通り君は君らしく生きていく自由があるのです。

 

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3.レビュー曲からこれからの人生を考えせれる深い曲

ただ、この曲の面白いところは大人に縛られるなと歌っているものの、皮肉にも歌っているメンバー自身は大人(プロデューサー)に縛れているところです。

歌詞では”大人たちに支配されるな”と歌っていますが、実際は衣装も曲も大人たちが用意してくれ歌わされていて、まさに大人に支配されている状態です。

そう考えるとかなり皮肉だと感じた。

しかし、その皮肉さがあるからこそ逆に共感を生むのではないだろうか。

大人に縛られながらも「大人に支配されるな。自分らしく生きろ」と歌っている方が、逆に嫌々歌っているように感じて反抗している姿に見えて共感を生むのではないだろうか。

極端な話、逆に大人に縛れていないニートが「大人に支配されるな」と言って共感を生むかどうか話だ。

この曲を一番よく聞く若い世代なら前者の方が大人に反抗しているように見えて共感を生むだろう。

つまり欅坂46が歌うからこそ輝く曲とも言える。

 

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まとめ

以上です。レビュー曲がいきなり名曲ですよね!サイレントマジョリティー は歌詞もそうですが歌っている境遇も考えると皮肉な気づきもありました。この曲は今後ずっとアイドル界に残る名曲として残りそうです。

 

 

以下は欅坂46の歌詞考察に関する記事です。

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